ここ数日、大事件ではないけど、背景をしっかり理解していないと表面的には簡単に誤解しそうな事件が多いような気がする。まあ、そんな事件を好んで拾ってくる仲間が多いってコトでもあるんですが(w
千葉県住宅供給公社の件、「流山発 ちょっと気になるWeblog」で語られていますが、マスコミ報道の表面だけ見ると、癒着や汚職という「結論」ありきで、簿価が時価と比べると高いからすべて「さもありなん」と感じてしまいがちですね。
また、京都大学研究者の不正侵入事件ですが、これ、K氏の行為は首を傾げるところ(実際に侵入して、個人データを入手し、さらにそれを実例として公開した)が多いのですが、元々、セキュリティの大甘なCGIを使って、個人情報を晒し者にしていたACCSの問題、責任がきちんと報道されないのはおかしいと感じます。
しかも、個人情報を危険にさらすCGIの侵入方法を公開されたので、そのCGIの使用を中止しなければならなかったので、業務ができなかった、よって業務妨害というのは、本末転倒もいいところだと思います。ACCSというのは、コンピュータソフトの著作権侵害、不正使用の「告発」を受け付けている団体です。告発者の安全も守れない、それを指摘する者は犯罪者にする、そんな団体にとられかねません。ACCSは、目先のことだけにとらわれ、自分で自分の首を絞めていると思います。
「流山徒然日記」に、ムツゴロウ王国が流山にこなくなった経緯についての記事がありますが、エキノコックスが心配された、との記載が見えます。人間に感染すると、重篤な症状を引き起こす寄生虫なので、注意は必要だと思いますが、「流山徒然日記」の引用記事にあった記述が気になります。
また、「那須動物王国」にも、北海道の「動物王国」から移住した動物がいるが、寄生虫のエキノコックスが、まったく発見されなかったことは奇跡に近い、との指摘を獣医にされたとのこと。
これも、「北海道の動物はあぶない」という誤解にもとづく、極論ありきではないでしょうか。野ネズミが幼生の宿主で、そのネズミを食べる野生の狐が幼生を小腸で成虫にするという感染サイクルらしく、飼われている犬猫は野ネズミを食べなければ寄生しないということで、実際のデータも感染率は5%未満とのこと。だから安全、安心ではありませんが、上で言う「奇跡に近い」というのは表現としてはかなりおかしい、と思います。
家に動物がいると寄生虫には敏感になってしまうんですが、必要以上に怖がることはないと思いますし、ましてや、自分の意見を通すためにデマでもなんでも使おうという姿が見え隠れするのはキモチのいいものではありません。
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